ガイドワイヤーの種類と特性
ガイドワイヤーに求められるもの
−操作性(血管追従性)
−病変通過制
−トルク伝達性(1:1が理想)
−先端硬度バラエティ
★ガイドワイヤーが通過すればPCIは90%成功と言える
シェイピング
カーブを付けると行きたい方向に行きやすくなる。 先端にはコイルが巻かれていて手で計上を作ることができる
先端
3cm(長いものは6cm)がX線不透過になっており、造影で写るようになっている
先端荷重
計りに先端を付けて曲がるまでの重さ
・0.3〜0.9などはソフトワイヤー(フロッピー)
・3gはインターメディエイト
・20gのような固いワイヤーもある
CTO病変には、病変を通過させるために固いものを使い、通過したら危ないのでソフトワイヤーに変える
トランジション(移行部)
・ブロードトランジション…なめらか→トルク伝達性が高い
・ショートトランジション…腰があるので固い→デバイスを入れるときに良い
構造
・ワンピース構造…1本のワイヤー
・ツーピース構造…先端をやわらかくするために、2本のワイヤーをつなげたもの
→現在では技術が進み、ワンピース構造で良いガイドワイヤーが作れる。現在ではワンピース構造(ステンレス製)のワイヤーだけ。
ガイドワイヤーの種類
一般病変用
・ファーストチョイスワイヤー
・ポリマーコートワイヤー
・サポートワイヤー
CTO用
・テーパーワイヤー
・先端荷重の重いワイヤー
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