血管内視鏡

血管内腔面をフルカラー、高解像度、3次元の直視に近い画像として捉え、肉眼的病理診断が可能。CAGでは血管内腔の形状認識のみで病態は見ることができない。

内視鏡で何を見るか?

黄色プラークや血栓を認める急性冠症候群(ACS)の診断に役立つ。

ACSとは…黄色プラークの破綻によって血栓が詰まる。
−完全に詰まらず、詰まりかけの状態…不安定狭心症
−内腔が閉塞…急性心筋梗塞
→このACSの責任病変となりえる黄色プラークを内視鏡で検出する

システム

・カテーテル…ファイバーカテーテル
 −血液遮断型:一時的に心筋虚血となる。内腔の全周性画像が見られる
 −血液維持型:視野が冠動脈壁の一部になってしまう
・光源
・画像記録装置

黄色プラークの色調

…動脈硬化の進行度を評価する

グレード0(白色)
グレード1(淡黄色)
グレード2(黄色)
グレード3(濃黄色)

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